文我落語百席セレクション 55 「愛宕山」
東西の落語を融合させた名作愛宕山を、四代目桂文我が見事に演じた。上方演芸資料館での貴重な音声を収録。
古典落語の名作「愛宕山」を、ベテラン落語家・三遊亭圓歌が情感豊かに演じる。噺家の絶妙な間と抑揚で、江戸の庶民の機転とユーモアが活き活きと蘇る。
内容
文我落語百席セレクションの55席目愛宕山は、東西の落語を融合させた名作。
三代目三遊亭圓馬から八代目桂文楽が受け継ぎ、東京落語として完成させた。
上方演芸資料館で収録された四代目桂文我の演目は、構成や演出に工夫が凝らされ、東西の落語界を代表する高座となっている。
音声化された映像から抽出された音声を収録しており、当時のワッハホールの雰囲気を彷彿とさせる。
音声の不鮮明さやノイズはあるものの、若き文我の貴重な記録として楽しめる。
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KindleStoreより（桂 文我 桂 文我）
東西の落語を演じ分けることが出来た名人・三代目三遊亭圓馬から、 八代目桂文楽が教えを受け、見事な東京落語に仕上げました。
東西の落語界を通して、構成や演出に工夫を凝らし、様々な高座が展開されている名作です。
「上方演芸資料館」(ワッハ上方)第4回 平成9年3月14日 「桂文我落語百席」 四代目桂文我 平成八年（一九九八）、大阪ミナミに大阪府立上方演芸資料館が建設され、その中のワッハホールで約二年半、「桂文我落語百席」を開催し、残された全ての映像から音声を引き出し、今回のリリースとなりました。
当日の体調も含め、出来の善し悪しもあり、言い間違いや、アクセントも気になる所がありますが、これも若い時代の領収書と考え、世に出すことに致します。
当時の録音を聞くと、今は無きワッハホールの思い出が昨日の如く甦りますし、助けて下さった方々には、感謝しかありません。
ラインからの録音のため、客席の拍手や笑い声が鮮明に録れておらず、多少ノイズがあることも残念ですが、当時の記録を確かめると考え、それなりに楽しんでいただければ幸いです。
