桂文我 怪噺 十三

▶️ 桂文我 怪噺 十三
四代目桂文我による怪談落語のスタジオ録音集。ライブ録音とは異なる落ち着きと細やかな表現が特徴。滑稽怪談や細工の名人の話など、多彩な演目が収録されている。

桂文我の名手ぶりを堪能できる怪談集。江戸の妖しき世界へと誘う十三の噺が、臨場感あふれる語りで紡がれる。幽霊や妖怪の恐怖だけでなく、人間の業や哀愁も垣間見える。夜中のひとり聴きにはぞっとするが、文我の飄々とした語り口が恐怖を和らげる。
内容
四代目桂文我の怪噺 十三は、スタジオ録音された怪談噺集です。
ライブ録音とは異なる落ち着きと細かな表現が特徴で、文我の怪異談をじっくりと堪能できます。
収録されている噺は、大和八木松坂城鼬川赤福伊勢中川高倉山七栗の湯の7編。
滑稽怪談や細工の名人の不思議な話など、バラエティに富んだ内容です。
深夜のスタジオ録音ならではの、背筋に冷たいような雰囲気も味わえます。
文我が心を込めて紡ぐ怪異談の世界に、ぜひ耳を傾けてみてください。
ダウンロード可
▶️ 桂文我 怪噺 十三
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KindleStoreより(桂 文我 桂 文我)
「スタジオ録音の怪異談」 四代目 桂文我 スタジオ録音で「怪異談」を収録する作業は、毎月開催の猫間川寄席の会場となる、 玉造・さんくすホールで行われていますが、収録が深夜に及ぶことも多くあり、 録音作業の小野裕司氏の表情も鬼気迫り、背筋に冷たい物が走る時もありました。
ライブ録音とスタジオ録音では、雰囲気に大きな差があるだけに、 ライブ録音の方が臨場感があって良いと思われる方も多いでしょうが、 スタジオ録音の方が落ち着いて、細かく演じている場合も多いと言えましょう。
還暦も越えた昨今、頭の中にあるネタは、出来るだけ、録音して、残して行きたいと思っていますので、 ライブ録音でも、スタジオ録音でも、その場の怪異談を楽しんでいただければ、幸いです。
シリーズの中には、滑稽怪談や、細工の名人の不思議な話など入っていますが、 これも彩りの一つと捉えていただきますように…。
あなただけの耳に、心を込めた怪異談を流し込みますので、どうぞ、宜しくお付き合い下さいませ。
内容紹介 「大和八木」(やまとやぎ)(11分) 近鉄電車・大和八木駅は、大阪・京都・奈良・吉野・名古屋・伊勢志摩を繋ぐ、重要な駅です。
昔から街道も通り、市も立ち、人々の行き来が激しかった所でした。
こんな話があれば楽しいだろうと思い、この地を題材にした落語に仕上げました。
「松坂城」(まつざかじょう)(21分) 戦国武将・蒲生氏郷は、キリシタン大名や茶人でも有名です。
松坂城を築城し、近江商人に町を造らせ、松坂商人の基盤を築きました。
松坂城を採り上げ、空井戸をテーマにし た落語を拵えましたが、如何でしょうか? 「 鼬川」(いたちがわ)(18分) 大阪ミナミの難波近辺は、昔から賑やかな所でしたが、歓楽街の近くに寺院もあり、 落ち着いた場所も多い所だけに、魅力的な町になっていたのかも知れません。
難波近辺の寺に伝わる逸話を土台にして、ナンセンスな落語を創作してみました。
「赤福」(あかふく)(16分) 伊勢の銘菓と言うより、近畿・関西でトップの人気を誇るのが、赤福餅です。
赤福を守 った内儀が語った逸話を落語に仕立て上げてみました。
怪異談に、滑稽味を加えたつもりです。
赤福餅同様、ご賞味下さいませ! 「伊勢中川」(いせなかがわ)(23分) 近鉄電車で、大阪・名古屋・伊勢志摩の乗換え駅の伊勢中川は、昔は鄙びた村だったようです。
伝統芸能の「かんこ踊り」を土台にして、少し怪しい雰囲気を含んだ人情噺に纏めてみました。
「高倉山」(たかくらやま)(23分) 伊勢の高倉山に伝わる民話は、不気味でありながら、興味深い話と言えましょう。
日本国中で天狗が出てくる民話も数多くありますが、その中でも高倉山の天狗の話は、怪しさが光っていると思います。
「七栗の湯」(ななくりのゆ)(8分) 三重県が誇る秘湯・榊原温泉は風光明媚で、湯治には最適です。
近所に倭という地名の 町もあるだけに、かなり昔から人の往来があったのでしょう。
この地の滝伝説は、神様が絡む、不思議な話です。▶️ 桂文我 怪噺 十三