今を生きる思想 ジョン・ロールズ 誰もが「生きづらくない社会」へ: 講談社現代新書100

▶️ 今を生きる思想 ジョン・ロールズ 誰もが「生きづらくない社会」へ: 講談社現代新書100
多様性を認めつつ対立を回避する社会の仕組みを模索したジョン・ロールズの『正義論』を平易に解説。正義とは何か、格差の正当性、自尊心の重要性など、現代社会の課題を考えるヒントを提供。

社会的正義の巨匠ロールズによる名著。誰もが尊厳ある生活を送れる社会を構築するにはどうすればよいかを考察。正義の原則や不平等への取り組みなど、現代社会の重要な課題をわかりやすく解説。
内容
現代の社会において、誰もが生きづらくない社会を実現するために、ジョン・ロールズの『正義論』が提示する思想が紹介されています。
ロールズは、多様性を認めながら対立を回避する社会の仕組みを構想しました。
その鍵となるのが無知のヴェールという思考実験で、人々の社会的地位や個人的な特徴を隠蔽し、公平な社会契約を可能にします。
ロールズは、正義を誰もが納得する格差として捉え、自尊心と自由の重要性を強調しました。
また、正義は人それぞれではなく、客観的に存在すると主張しました。
本書では、ロールズの思想をわかりやすく解説し、現代社会における正義の問題への解決策を探ります。
多様性の尊重と対立の回避の両立を目指すロールズの思想は、現在もなお、社会のあり方を考える上で重要な示唆を与えてくれます。
この商品の発売予定日は2024年10月11日です。ただいま予約受付中です。
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社会のルールはどのように決めるべきか? すべての人が納得できる正義はあるのか? 現代政治哲学の起点となった主著『正義論』を平易に読み解き、ロールズ思想の核心をつかむ! 【本書のおもな内容】 ●「多様性を認めながら対立をなくす」ことのジレンマ ●ロールズが語った正義の構想は綺麗事なのか ●「力こそは正義」は根本的な誤解である ●画期的な思考実験「無知のヴェール」 ●「誰もが納得する格差」はあり得るのか? ●自尊心がなければ自由になれない ●「正義は人それぞれ」と言っていられない理由 ●現代的にアップデートされた社会契約論 ●ロールズがたどり着いた「公正としての正義」 多様性の尊重と対立の回避のどちらかを諦めるのではなく、両方を取るためには、社会の構造(仕組みやルール)についての、何かしらの工夫が必要です。
そして、そのような工夫を見つけ出すことこそが、ロールズの課題でした。
『正義論』においてロールズが取り組んだのは、まさにこの問題、すなわち、人々が多様なアイデンティティをもっており、正義についても異なる意見を持っている、ということを前提にした上で、それでも正義が成立するとすればどのようなものとなるのか、という問題です。
はたして私たちは、社会の中の答えのない対立を、乗り越えることができるのか。
その問題を解く手掛かりが、ロールズの『正義論』の中にあります。
これから全四章に分けて、そのことをみなさんと一緒に見ていきたいと思います。
――「はじめに」より ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 100ページで教養をイッキ読み! 現代新書の新シリーズ「現代新書100(ハンドレッド)」刊行開始!! 1:それは、どんな思想なのか(概論) 2:なぜ、その思想が生まれたのか(時代背景) 3:なぜ、その思想が今こそ読まれるべきなのか(現在への応用) テーマを上記の3点に絞り、本文100ページ+αでコンパクトにまとめた、 「一気に読める教養新書」です! ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■